■伊勢斎宮跡大地に伝わる物語(ストーリー)を感じに。神話とともに巡る、サンクチュアリ案内。 ストーリー 3 伊勢斎宮跡(三重) 『幻の宮、伊勢斎宮を訪ねて』 かつて、天皇に代わり伊勢神宮を祀っていた斎王たち。 その斎王として都から伊勢へと遣わされた姫たちが暮らした斎宮。 ひもとかれた歴史から、雄大な古代へと思いを馳せるひとときを 古代のままの表情に、町のあちこちで出合う。 伊勢から西へ。斎宮と名付けられた駅に降り立てば、そこはまさに斎宮跡の中心地。 伊勢物語絵巻第六十九段 斎王(いつきのみこ)の始まりとされるのは、7世紀の大来皇女(おおくのひめみこ)。以来、斎宮は南北朝時代まで続いた。発掘で明らかになりつつある幻の宮は、姫たちが都にも劣らない優雅な暮らしをしていたと思わせる広大なもの。 源氏物語絵巻 それから600年余りたった今も、手つかずの自然や遺跡が残る明和町。点在する面影を訪ね、かつて斎王も目にした夕陽を眺めれば、古に心が揺れる時が訪れる。 ◇旅の途中の立ち寄りスポット 食べる ■restaurant Ryu(レストラン リュウ) 地元食材にこだわり抜いた、華やかなフレンチが楽しめる希少な一軒。 様々なソースで楽しむ南伊勢産真鯛のポワレと奥伊勢七保鶏のソテー、紫芋のポタージュや赤ピーマンのババロアの野菜料理など全4皿のランチコース他、こだわりの創作料理を楽しんで。。 三重県多気郡明和町大字金剛坂776-21 0596-52-6440 http://www.restaurant-ryu.com/ 巡る ■松坂城下町 御城番屋敷 天正16年(1588年)に蒲生氏郷が築いた松坂城は、勇壮な姿の石垣を残して現在は公園に整備され、人々に親しまれている。松坂城を警備する紀州藩士の住居として建てられた御城番屋敷は、槇垣と石畳が400年の歴史を経て当時の面影を残し、今でも人々の暮らしが営まれている。このような組長屋は全国でも希少な存在。 ※西棟北端の一軒は内部を公開しています。 松阪市殿町1385 0598-26-5174 御城番屋敷の観光施設・周辺情報|観光三重 http://www.kankomie.or.jp/db/result.php?id=3145 泊まる ■割烹旅館 八千代 交通の要所として古くから栄えた松坂で大正10年創業の料理旅館。紀州や津の魚介を使った懐石料理に加え、メインとして人気が高いのは上質でボリュームのある松坂牛。120g以上のフィレを焼き上げてくれるステーキはまさにお値打ち。 三重県松阪市殿町1295 0598-21-2501 http://www.yachiyo-web.co.jp/ 持ち帰る ■柳屋奉善 老伴(おいのとも) 蒲生氏郷に招かれて松坂に店を構えた、創業430年の老舗菓舗。太陽をイメージして、紅麹で色をつけた羊羹を最中の皮に流し固めた老伴は、優しい口当たりの甘さで、松坂を代表するお菓子のひとつ。 三重県松阪市中町1877 0598-21-0138 http://www15.plala.or.jp/yh99/ ◇聖地データ ■斎宮跡歴史ロマン広場 斎宮が最も栄えた平安時代の生活体験ができる「いつきのみや歴史体験館」に隣接する広場。すぐ北には「斎王の森」も。 三重県多気郡明和町斎宮3046-25 0596-52-3890(いつきのみや歴史体験館) いつきのみや歴史体験館 - 斎王の生活を体験してみよう! http://www.itukinomiya.jp/ ■祓川 斎王が禊をした小川。日本の河川には珍しく、川岸が自然のままの林や竹やぶになっており、斎王の時代からほぼ変わらないといわれる。 三重県多気郡明和町、松坂市早瀬馬町あたり(近鉄漕代駅東側) ■竹神社 史跡内にある神社。明治44年に旧竹神社と合祀された。斎宮内院が置かれるなど重要な場所であったのではないかといわれる。 三重県多気郡明和町斎宮2757-2 0596-52-2935
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